化粧品を混ぜると効果アップって言える?
こんにちは。 2022年ももう半分が過ぎてしまっていたなんて、にわかに信じがたいキツネです。 サイトの更新をさぼってましたが定期的にアナリティクスはチェックしていて、化粧品の表示ルールのページが一番アクセスが多いようだったので、今回は久しぶりに化粧品広告のきほんのきシリーズをやっていこうかと思います。 昨年末に某大手メーカーのクリームを使った広告が話題になっていましたよね。「〇〇と混ぜるとシミが吹っ飛ぶ!」ってやってたアレですアレ。 この事例に触れつつ、化粧品を混ぜて良いのか?と広告上の注意ポイントをお届 ...
化粧品広告のきほんのき〜効果の保証はNG〜
こんにちはー。 今月の連休もあっという間に過ぎていってしまいましたね。来月と再来月の連休が今から楽しみで仕方ありません。はやくきてー。 化粧品広告のきほんのきシリーズをしばらくお休みしていましたが、今回久しぶりに再開しますね。 めっちゃ基本だけど、結構うっかりやらかしてしまう“化粧品効果の保証表現”のルールとNG例をお届けします。 効果の保証はNG まず、商品の効果を保証する表現は一律不可とされています。 「絶対乾燥しない!」「理想の肌を叶える!」など、商品を使用すれば確実に効果を得られるような表現は出来 ...
化粧品広告のきほんのき〜ランキング広告〜
こんにちはー。 今年のGWもあっという間に過ぎていってしまいましたね。観葉植物の手入れやモンハンをしたり、数ヶ月ぶりに会った姪っこや甥っこと食事をしたりと、のんびり過ごせて満足です。 GWに入る前まで頻繁にご相談いただいた広告表現のひとつに、化粧品のランキング広告があります。 化粧品広告では他社商品との比較自体がNGとされていますが、googleでちょっと検索するとアフィリエイト目的のランキング広告はゴロゴロ出てきますよね。 今回は化粧品のランキング広告に係る法規制と可能な表現についてまとめました。 化粧 ...
化粧品広告のきほんのき〜シワ改善どこまで言える?〜
こんにちはー。 パソコンに長時間向かっていると、眉間のシワが深くなってしまったような気がします。最近はシワ改善化粧品がドラッグストアにも多く並ぶようになったので、これを機に1本ためしてみようかな…と検討中。 前回の投稿では、今回のトピックスを最近の気になる事例にしようかなとお話していましたが、気が変わってしまい、きほんのきシリーズを再開することにしました。 今回のきほんのきのテーマは『シワ改善効果の標ぼう』ですー。 医薬部外品と化粧品の違い まず前提として、シワ改善効果を言えるのは医薬部外品です。 化粧品 ...
化粧品広告のきほんのき〜体験談はどこまで言える?〜
先日は春一番が吹いて、暖かい日が続くようになりましたね。今年の関東地方は暖冬のまま終わりそうで、寒さが苦手な身としてはちょっとうれしく思っています。 今回は化粧品広告のきほんシリーズに戻り、良くご相談をいただく体験談の取り扱いについてまとめていきますね。 お客様の体験談はそのまま使える? 化粧品広告で必ず見かけるといって良いほど掲載されている、愛用者の体験談。 実際に寄せられた体験談をそのまま掲載するのは危険です。 こんなに肌が綺麗になった!自分にすごくピッタリで、◯ヶ月使ったらシミが薄くなった!etc. ...
化粧品広告のきほんのき〜他社誹謗について〜
関東地方は今年初の積雪かと予報がありましたが、なんだかんだ雨のままになりそうですね。寒さは大の苦手なので、雪が降らないのはちょっと嬉しいです。 今回は化粧品広告のきほんシリーズとして、他社誹謗の表現についてまとめました。 他社誹謗とは? そのものずばり、他社や他社製品を誹謗する表現のことを指します。 化粧品の品質や効能効果、安全性などについて、原則他社の製品を誹謗することは禁じられています。 広告でストレートに他社製品を誹謗することってなかなか無いと思うのですが、見落としがちなのが既存カテゴリーなどを自社 ...
化粧品広告のきほんのき〜医薬関係者などの推薦〜
前回の投稿から随分と日が空いてしまいましたが、ようやくワードプレスの設定もろもろが落ち着きました。今後は投稿頻度をもっと上げていきます。 今回は化粧品広告のきほんのきシリーズ、医薬関係者などの推薦についてお話していきます。本業でもよくご相談いただく訴求ポイントで、皆さんどうしても広告で使いたい!となるのですが、厳しいルールが存在しているので、ついうっかり違反表現をしていた…なんてことが無いようご注意くださいね。 医薬関係者などの推薦とは? 医薬関係者というと医師や看護師、薬剤師などを想像するかと思います。 ...
化粧品広告のきほんのき〜特定成分の表示ルール補足〜
こんにちはー。 前回は化粧品広告のきほん編第一弾として、特定成分の表示ルールについてお伝えしました! 今回は前回書ききれなかった、特定成分の表示ルールの補足編をお届けします。 前回の内容をサラッと復習すると、化粧品に配合されている特定成分を書くことを「特記表示」、そしてその成分が配合されている目的を「配合目的」と呼ぶんでしたね。 そして配合目的は、化粧品で認められている56の効能効果の範囲内で事実に基づき書く決まりがあります。 56の効能効果の一覧は、前回の投稿に添付しているので、そちらも合わせて見てみて ...
化粧品広告のきほんのき〜特定成分の表示ルール〜
こんにちはー。 空気が乾燥してきたようで、唇のカサつきが気になってきました。 寝る前にはちみつでも塗っておけばいいかな〜って思っていましたが、ふとんにつくのも嫌なので、本日リップを2本購入。最近のリップは数百円のものでも色補正が出来たりして、とても優秀なアイテムがたくさんありますね。 さて、今回は化粧品の広告表示の基本編第一弾として、特定成分の表示ルールについて書いていきます。 特記表示と配合目的 化粧品のパッケージや広告で「○○(保湿成分)」「うるおい成分○○配合」といった表示を見かけたことがあるかと思 ...